上尾シティーハーフマラソンに出場してきました!

投稿日:2024年11月20日

暑い日が続き、夕方の練習での手応えはあるものの、なかなかレースでは気持ちよく走らせてもらえない。そんな日が続き、気がついたらもう11月。

暑熱順化のために様々な工夫を重ねましたが、大きな成果は得られず、結局国内レースでは、5月から10月にかけて満足のいく記録が出ないままのシーズンでした。

それでも、7月のゴールドコーストマラソンで自己ベストを更新できたことで、自分の取り組みが間違っていないと確信できてはいました。

しかし、記録が出ない時期が長引くと、不安が心の片隅に残ります。一週間前の北陸・実業団駅伝では、ある程度の手応えを感じられた中で、今回の上尾シティハーフマラソンは、そんな不安を払拭したいという気持ちでした。

昨年のこの大会では、1:03:13でセカンドベストを記録。昨年惜しくも自己ベストを逃した悔しさを胸に、今回は、自己ベスト更新を最大の目標に臨みました。

 

レース前1週間のトレーニングメニュー

日:北陸実業団駅伝
月:完全休養
火:朝64分ジョグ / 午後70分ジョグ
水:朝72分ジョグ / 午後77分ジョグ
木:朝63分ジョグ / 午後2000m×3
金:朝63分ジョグ / 午後66分ジョグ
土:朝57分ジョグ / 午後45分ジョグ
日:上尾シティハーフマラソン(1:03:26)
 

ポイント

  • レース翌日は完全休養を徹底。疲労回復と免疫低下防止を優先し、仕事に集中する日としています。
  • レース後2日目以降は、長めに走りながら体調を整えるイメージでロングジョグ。
  • ジョグの日は1時間以上を目安に、疲労の度合いを見極めつつ距離を調整。
  • 3日前の2000m×3は、レース後の上がりと、レース前の刺激の両方の目的を意識して無理のない範囲で実施。
  • レース前日も、朝晩ある程度走り、なるべく普段の走行距離を維持。

 

レース振り返り

<序盤>
スタート直後は、競合大学の学生ランナーを中心とした大集団の中でペースをキープ。しかし、ストライドの広い自分には集団内の窮屈さが負担になり、転倒の危険を感じる場面が何度もありました。それでも焦らず、流れに身を任せて走り、5km地点まで耐える展開。

  • 3km通過:8分50秒
    暑さを感じつつも、冷静に集団で同じ位置をキープ。5km過ぎの給水のタイミングを意識し、集団内での位置取りを工夫しました。
  • 5km通過:14分55秒
    想定よりやや遅めのタイム。少なからず暑さは感じつつも、集中力を保てていたかなと思います。

<中盤>
集団がばらけ始め、隙があれば徐々に前へ。ペースも自然と上がり、ある程度調子の良さを感じました。

  • 10km通過:29分48秒
    最初の5kmよりも少しタイムが上がり、目標に近づく期待が高まりました。しかし、ここから暑さのダメージがじわじわと蓄積していきます。
  • 15km通過:44分55秒
    キロ3分を切るペースを維持。しかし、ペースをさらに引き上げる余力はなく、ここがレースの正念場でした。

<終盤>
前を走る選手が失速する中、自分もややペースを落としつつあることに気づきます。それでも落ちてくるランナーの後ろに着たりして妥協はしないと決め、1秒でも削り出す思いで粘りの走り。

  • 20km通過:1:00:10
    自己ベスト達成は厳しい状況。それでも、全力のスパートで力を振り絞りました。
     

結果

1:03:26 (陸連の部 4位)


自己ベストには届かなかったものの、シーズンベスト、3rdベストと、自分の中ではある程度満足できる結果でした。

特に、20℃を超えるコンディションを考えるとよくやれたと思います。

 

反省点・課題

 

やはり、スタートの位置取りが非常にまずかったと感じます。62分、61分を狙っていくとなると、最初の5kmは14分30秒程度では通過したいところ。今回のレースでは、スタート時に真ん中付近に並びましたが、この位置では集団の中で動きにくく、序盤はかなりのタイムロスになってしまったかなと思います。後から振り返っても、あの位置では前に出るのは無理がありそうでしたので、次回からは端の位置を確保して、よりスムーズに進めるようにしたいと考えています。

 

良かった点

 

最近、マラソンに重きを置いていた影響で、少し縮こまった走りになってしまっていましたが、この一ヶ月スピード練習に重きを置く中で、少しずつ本来の自分の走りを取り戻せてきた感じがあります。

また、距離を伸ばしている影響か、終盤キツくなってきてからの体の動きは良かったように思います。

 

今後の取り組み

長らくは、レースに出る回数が多くなってくる中で、全体のボリュームが落ちる傾向にありましたが、この数週間、走りながら体調を整えるイメージを持ってジョグをすることで、レース前後のボリュームの低下を最低限に抑えられ、ベースの向上に繋がっていると感じています。毎日、朝晩の時間を確保するのは大変ですが、しばらくは、なるべくこのサイクルを回していきたいと思います!