2024年夏シーズン振り返り

投稿日:2024年10月13日

いよいよこれから本格的なレースシーズンが始まります。

この夏は特に後半、長引く暑さの影響で満足のいく練習ができたとは言えない状況でしたが、大きく体調を崩すことなくここまで来られたことに感謝しています。

秋以降のレースシーズンを目前に控え、ここで一度トレーニングの状況を振り返っておきたいと思います。

 

夏シーズンの総括

 

今年も様々なマラソン大会やイベントに参加し、貴重な経験をさせていただきました。

7月のゴールドコーストマラソンでの自己ベスト更新から始まり、メタタイムトライアル決勝大会や北海道マラソン、一関国際ハーフマラソンを経て、現在は10月末の金沢マラソンに向けてトレーニングを積み重ねています。

それぞれの大会での成果や学びを振り返りつつ、今後の展望をまとめました。

 

7月

7月のゴールドコーストマラソンでは、ついに自己ベストを更新しました。

積極的なレース展開の中、最後まで大きく崩れることなく走り切れて大きな自信を得ることができました。

2024年に入ってからは積極的なレースにチャレンジする中で、何度も阻まれましたが、遂にやり遂げられて、それまでの努力がやっと報われた気がします。

ここまでのトレーニング内容としては、先日TABIOさんにインタビューいただいた際に話していますのでそちらもご覧になってみてください!

https://youtu.be/6iQVfR7G62Q

その後はメタタイムトライアル決勝大会に向けて少し量を落としながら、スピード強化に重きを置いて、気温が上がってくる中でも楽しく練習できたかなと思います。

 

8月

8月上旬にはメタタイムトライアル決勝大会に参加し、レースでも楽しみながらも追い込むことができました。

多くのランナーと交流できたこともあり、非常に貴重な経験となりました。

中旬は練習は比較的軽めに抑えて、家族で旅行に行ったり、絶好のタイミングで心身ともにリフレッシュできました。

下旬には北海道マラソンに挑戦し、結果としては少し後悔が残る内容とはなりましたが、暑熱対策やスペシャルドリンク、ゼリーなど色々試すことができて今後に活かせるいい経験になりました。

 

9月

9月に入ってから中旬にかけては、一関国際ハーフマラソンに向けて、少しずつ質・量を上げて練習を行う計画でした。

猛暑が続き、思うように強度を上げれない上、徐々に疲労が溜まっているのを感じましたが、レースの5日前には少し気温が下がってくれたこともあり、久々に1000mのインターバル10本を良い感覚でこなせ、手応えを得ることができました。

とは言え、例年に比べると練習強度はかなり落ちており、レースの結果も最低限くらいの結果にとどまったかなということろです。

1000mのインターバルができていなかったらどうなっていたことか。かろうじて直前に追い込めて本当によかったです。

10月

10月に入ってからはようやく気温が下がり、夕方の追い込み練習もある程度快適に行えるようになってきました。

2000x7本もとてもいい感覚で消化でき、以前よりも成長できていることを感じられています。

今度こそ仕切り直して、10月末の金沢マラソンから始まるシーズンに向けて少しずつ強度を上げていく予定です。
 

いかにして夏を乗り切るか

今年の夏は特に長く感じました。9月に入っても夕方の気温がなかなか下がらず、思うような練習ができない日が続きました。

この時期は、いかに楽しく、そして最低限度の走力を維持するかが重要な課題です。

ここ数年は夏の時期の過ごし方を工夫して、少しでも快適に効果的なトレーニングを続けられる方法を模索しているところです。

 

夏を乗り切るために私が実践しているのは、以下のような方法です。

  • スピード練習や中距離レースを楽しむ
  • 冷房の効いた室内で運動する
  • 休養期間として充てる

 

それまでは、ハーフやフルマラソンに向けたボリュームも質も高めの練習内容でしたが、その質・量をともに保つのはこの時期は到底不可能。

暑い中でも、ショートインターバルなどは比較的強度を保って行えるので、この時期にメタタイムトライアルを開催していただけて良かったです。

普段出場しない800mのレースにチャレンジする、みたいな年もありました。普段長い距離を中心にトレーニングされている方は、この時期に中距離レースでリフレッシュするのも良いと思います。

 

夏場の練習強度・ボリュームについては、全然練習できなくて焦ることもあるのですが、結局秋以降になると、気温が下がると同時に一気に走れるようになってくるので、この時期に無理をする必要はないのかなと感じます。

秋以降も、暑さが残る中でのレースもしばしばあるのですが、レースのペースを序盤軽めから入るなど調節するだけでも、相当変わってくるというか、そちらの方が大きいと感じるので、そのように他で工夫できるポイントは色々ありそうです。

 

また、冷房の効いた室内でランニングをすると、一気に疲れが取れることも大きな発見でした。
個人的な体験にはなりますが、涼しいところにいるだけではダメで、涼しいところで血液を循環させることで何か体にいい影響が働いているような感覚です。

 

いっそうのこと、この時期思い切って休養期間に充てるのも悪くはないのかなと思います。

(少なくとも、怪我をして走れないよりは 積極的に休んでいる方が100倍マシ!)

長距離ランナーあるあるですが、年中レース、夏には合宿等があるので、実質オフシーズンがないようなこともしばしば。

休み入れるとしたらこの時期が一番休みやすいのではないかなと思ったりもしています。

 

これからのシーズンに向けて

10月末の金沢マラソンを皮切りに、重要なレースが続きます。まずは金沢マラソンの2週間前に刺激で平成国際大学記録会に参加予定です。

ここでは、無理せず29分30秒〜50秒あたりのタイムを目標に、シーズンにつながる走りをしたいです。