11月17日、金沢西警察署にて、講演をさせていただきました。
これまでプログラミングの先生として人前で話す機会はありましたが、
ランナーとして単独でこのような形で自分の経験や考えをお話しするのは今回が初めて。
しかも今回は、テーマが決められておらず「ランナーとして署員の刺激になるような話を自由にしてほしい」というご依頼。
カリキュラムが決まっているプログラミングの授業とは違い、「何を話したら、皆さんの刺激になるのか」「どんな切り口なら、走ることの面白さが伝わるのか」をずっと考えていました。
実際に会場の部屋に入ったときの、警察官の皆さんの凛とした雰囲気で一気に高まる緊張感。
レース前のドキドキとはまた別の種類の緊張感でした。
内容としては、
・ランニングを始めたきっかけ
・仕事と競技の両立
・人に見られる立場としてのこと
など、自分自身の経験やこれから置かれる立場についての意識などを中心にお話ししました。
先日のYouTubeでの対談とは違い、
今回は自分一人で40分間話し続けるスタイル。
改めて、一人で話を組み立て続けることの難しさも痛感しました。
話しながら、
「あ、あのエピソードも入れればよかったな」
「今の話、もう少し分かりやすく伝えられたな」
と、いろいろ頭をよぎり、まだまだ修行が必要だなと実感しました。
始まる前は「40分も話続けられるのか」という不安もあったのですが、
気がつけば予定時間を少しオーバーして最後は時間を調整しながらなんとか締めくくることができました。
時間が余った時の対策は考えていたのですが、オーバーした時のことは全く考えておらず、「もっとあの話題たくさん話したかったな」など少し後悔もあったりしました。
特に、海外レースのことはもっと話せればよかったなと思います。
講演の前後で、署長さんをはじめ幹部の方々がとても気さくに声をかけてくださり、場の空気をやわらげてくださったおかげで、緊張しながらも何とか最後までやり切ることができたと思います。
今回の講演も、自分にとって非常に貴重な経験になり、これからこうした活動を広げていく中で、自分が楽しむだけではなく、
「ランナーとして、どんなことを伝えられるのか」
を改めて考えるきっかけにもなりました。
実際に話してみたことで、話す内容自体はもちろん、その中での話の優先度のイメージもつかめてきて、次に活かせそうな改善点もたくさん見つかりました。
この経験を糧に、これからのランナーとしての活動に活かしてしていきたいと思います。
ランナーとしてこのような形で注目していただけたこと、とても光栄に思います!
競技面はもちろん、発信や講演などを通じても、少しでも社会や地域に貢献できるランナーになっていきたいと思います。
お招きいただいた金沢西警察署の皆さま、貴重な機会をありがとうございました!